ウルトラマンおすすめランキングBEST10|薦める1位はセブン、偏愛の1位は初代

「ウルトラマン BEST10」(おすすめランキング・2026年版)のアイキャッチ ウルトラマン

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おすすめの第1位は『ウルトラセブン』。宇宙人の造形、実相寺監督の映像、そして最終回まで、完成度に参ってしまう。ただし、僕が一番好きなのは初代『ウルトラマン』だ。薦める順位と、自分の偏愛は違う。その違いごと書くランキングです。

でも、ウルトラの面白さは哲学的なSFだけではありません。ガイとジャグラーの因縁、リクの出自、受け継がれる光、仲間と育つメビウス。この10本は、僕が何を高く評価するのかまで含めたおすすめ順位です。結末や人物の正体にも触れるため、未見作品のネタバレにはご注意ください。


ランキング選定基準

以下の6つは、僕の評価を説明するための観点です。数値を合計して順位を決める採点表ではありません。とくに物語の問いと、それを映像やキャラクターで見せる完成度を高く買っています。

  • ①物語・脚本の完成度:ドラマ性、テーマの一貫性、エピソードの質
  • ②特撮技術の革新性:映像クオリティ、戦闘シーンの迫力と革新性
  • ③テーマ性・社会性:大人が観ても考えさせられるメッセージ性
  • ④キャラクターの魅力:ウルトラマン、防衛チーム、怪獣・宇宙人の魅力度
  • ⑤シリーズへの影響力:ウルトラシリーズ・特撮界への貢献度
  • ⑥2026年時点での視聴価値:現在観ても色褪せない普遍性

第10位:ウルトラマンブレーザー(2023-2024)

【おすすめポイント】「野性的ウルトラマン」による令和の新境地

ブレーザーで僕が評価するのは、ゲント隊長と簡単には意思疎通できない関係です。野性味のある戦い方も強烈ですが、それを「知能がなく、言葉を話せない」と受け取るのは違う。田口清隆監督は、地球とは異なる文化や言語を持つ存在として説明しています。

SKaRDが専門性を持ち寄って作戦を組む描写も丁寧です。僕には、怪獣を一律に悪として片付けない視点と、戦闘の迫力が一緒に届く作品に見えます。野性的な巨人と防衛チームの仕事、その両方を楽しめる10位です。

防衛組織と対話をめぐる問いを掘り下げたい方は、味方なのに、分かり合うまで時間がかかる|ブレーザーの「俺が行く」と「俺も行く」を読むも合わせて読んでみてください。

第9位:ウルトラマンオーブ(2016)

【おすすめポイント】歴代ウルトラマンの力を継承する「光の絆」の物語

先輩ウルトラマンの力を借りるフュージョンアップ。そこへ、オーブニカを奏でる風来坊クレナイガイを置く。この取り合わせが面白い。防衛チームの一員ではない主人公でも、歴代の光とのつながりを強く感じさせるところを高く評価しています。

僕がいちばん薦めたいのは、ガイとジャグラーの因縁です。飄々とした石黒英雄と、妖艶な青柳尊哉の対比が見事。敵味方という区分だけでは収まらない関係が、戦いを人間ドラマとして面白くします。この2人の物語を味わってほしい9位です。

ガイとジャグラーの喪失と再生を掘り下げたい方は、力を借りても、自分を取り戻せる|オーブの再生とジャグラーの矛盾を語るも合わせて読んでみてください。

第8位:ウルトラマンジード(2017)

【おすすめポイント】「悪の遺伝子」を持つ主人公の葛藤と成長

ベリアルの息子である朝倉リクが、自分の正義を選ぶ。その出発点に、この作品の強さがあります。僕は『ジード』を、「生まれによって人生は決まらない」という問いを真正面から描く作品として高く評価しています。

歴代の力を使って変身しながら、リク自身の個性を確立していく。父子の因縁と、友情や師弟の関係を重ねたドラマが魅力です。伏井出ケイの異様な存在感も含め、リクの選択を追いたくなる8位です。

親子の因縁とゼロとの関係を掘り下げたい方は、ウルトラマンジードを僕はこう読む|ベリアルの血筋と、リク自身が選ぶ道も合わせて読んでみてください。

第7位:ウルトラマンZ(2020)

【おすすめポイント】師弟関係と成長を描いた令和ウルトラの傑作

新米ウルトラマンのゼットと、ストレイジの新人隊員ハルキ。2人が成長する王道の面白さを、僕は高く買っています。『ウルトラマンZ』は2021年の第52回星雲賞メディア部門を受賞しました。受賞という実績と、僕の7位という順位は別ですが、薦めたい完成度を持つ傑作です。

ゼットの真っ直ぐな熱さ、歴代の力を借りる変身、そしてヘビクラ隊長の正体。伝統を引き継ぎながら驚きもある構成が見事です。初めて令和の作品に触れるなら、ゼットとハルキの成長を入口に薦めます。

ゼット・ハルキ・特空機の魅力を掘り下げたい方は、ウルトラマンZ感想|特空機もヒーローだ。巨大戦の重さと夜戦の美しさも合わせて読んでみてください。

第6位:ウルトラマンネクサス(2004-2005)

【おすすめポイント】大人向けの重厚なドラマと「光を継ぐ者」の物語

『ネクサス』の暗さは、僕が高く評価する大きな個性です。適能者「デュナミスト」が光を受け継ぐ構造によって、同じ巨人の戦いを異なる人物の痛みから見せる。気軽な明るさを求める方には重いですが、連続ドラマを追いたい方には薦めたい6位です。

TLTの暗部や記憶の消去を扱う物語を、孤門一輝の成長と希望へ結びつける。その振れ幅が魅力です。僕には「光は誰にでも宿る可能性がある」という物語に読めます。ダークな展開の先で光を描くところを、強く評価しています。

受け継がれる光とデュナミストを掘り下げたい方は、光を受け継ぐ前に、人が人を支えている|ネクサスの孤門と適能者たちを読むも合わせて読んでみてください。

第5位:ウルトラマンガイア(1998-1999)

【おすすめポイント】SF考証と連続ドラマの最高峰

『ガイア』では、防衛チームXIGのメカと組織の描写を高く買っています。科学者である高山我夢と、地球が生んだウルトラマンという設定が結びつく。科学の要素が、単なる飾りで終わらないSFドラマとしての面白さがあります。

我夢と藤宮の対立を追うと、「地球を守る」と「人類を守る」は同じなのか、という問いに行き着きます。2人の正義が衝突する連続ドラマと、特撮の完成度。この両方で、僕は平成ウルトラの技術的到達点を示す傑作と評価します。

ガイアとアグル、二つの正義を掘り下げたい方は、土煙を上げて立つ巨人も、最後には誰かに支えられる|ガイアの対立と共存を語るも合わせて読んでみてください。

第4位:ウルトラマンメビウス(2006-2007)

【おすすめポイント】昭和ウルトラの精神を受け継いだ40周年記念作

メビウスが地球で成長する物語に、昭和のウルトラ兄弟の「その後」が重なる。40周年記念作の継承を、顔見せだけで終わらせない構成が見事です。新人の成長と歴代ヒーローの歩みを、一緒に楽しんでほしい4位です。

GUYSの仲間との友情が、最後の戦いへ結びつく。僕は、その絆の結実をシリーズでも屈指の感動として評価しています。五十嵐隼士の爽やかな演技と、旧作への愛情を感じる脚本。温かいウルトラの物語を薦めるなら、この一本です。

ミライの成長とウルトラ兄弟の継承を掘り下げたい方は、ウルトラマンメビウスを僕はこう読む|懐かしさを未来へ渡す「継承」の物語も合わせて読んでみてください。

第3位:ウルトラマンティガ(1996-1997)

【おすすめポイント】16年ぶりの復活!平成ウルトラマンの扉を開いた金字塔

『ウルトラマン80』から16年を経て登場した、日本制作の実写の長期テレビシリーズ。超古代の巨人という設定で新たな世界を開いた『ティガ』を、僕は平成ウルトラの金字塔として3位に置きます。歴史的な位置だけでなく、光と人間を結ぶドラマを高く買っています。

マルチ、パワー、スカイという3つのタイプ、超古代文明の謎、長野博の演技。そして最終回「輝けるものたちへ」。変身や戦いの魅力が、人々の光を描くクライマックスへつながる。この完成度に、記念碑的傑作と呼ぶ価値があると思います。

光と闇、平成ウルトラの転換点を掘り下げたい方は、ウルトラマンティガを僕はこう見る|動きまで変わる3タイプと、人間が選ぶ光も合わせて読んでみてください。

第2位:ウルトラマン(初代)(1966-1967)

【おすすめポイント】すべての始まり、永遠のスタンダード

ハヤタと一体化したウルトラマン、科学特捜隊、怪獣や宇宙人。初代は、僕にとって永遠のスタンダードです。ヒーローの戦いと防衛チームの活躍を楽しめる構成を、1966年の作品がこれだけの完成度で示していることに重みを感じます。

3分間という限界と、カラータイマーの点滅。スペシウム光線と、多彩な怪獣たち。僕はこの組み合わせを、完璧なデザインだと思います。力強いヒーローなのに限界が見えるから、戦いに緊張感があるのです。

怪獣の造形、特撮、宮内國郎の音楽を合わせて、総合芸術として高く評価しています。バルタン星人、レッドキング、ゼットンといった怪獣の個性も鮮やか。60周年の今に薦めても色褪せない、僕の第2位です。

1966年の初代作品が残したものを掘り下げたい方は、ウルトラマンが倒れても、人間の戦いは終わらない|僕が初代を金字塔と読む理由も合わせて読んでみてください。

第1位:ウルトラセブン(1967-1968)

【おすすめポイント】特撮ドラマの最高峰、哲学的テーマを描いた不朽の名作

僕はセブンを、特撮ドラマを芸術の域へ高めた作品と評価しています。ダンとウルトラ警備隊が侵略者と戦う。その基本に、地球人の正しさまで問い直す物語を載せる。この深さが、第1位とする大きな理由です。

「ノンマルトの使者」では、今の地球人こそ侵略者なのではないかという疑いが生まれます。僕はそこに先住民をめぐる問いを読みます。「第四惑星の悪夢」のロボット支配には管理社会の恐怖を、「狙われた街」には信頼関係の崩壊を感じる。これらは物語から僕が受け取るテーマです。

映像、脚本、音楽、造形が芸術の域にある。宇宙人もアイスラッガーも、地球は誰のものかという問いまで強い。薦める順位なら、僕はセブンを1位にする。でも自分の一番好きが初代であることは変わらない。セブンの完成度と、マンへの親しみは、僕の中で別なのだ。


社会批評として読む代表エピソードを掘り下げたい方は、『ウルトラセブン』は完璧すぎて可愛げがない。でも絶対に欠かせないも合わせて読んでみてください。

番外編:これも絶対に観てほしい名作たち

【昭和ウルトラシリーズから】

  • ウルトラQ(1966) – ウルトラシリーズの原点、特撮SFドラマの傑作
  • 帰ってきたウルトラマン(1971-1972) – 人間ドラマと怪獣災害描写の濃さが魅力
  • ウルトラマンレオ(1974-1975) – 最も過酷な特訓と喪失を描いた異色作
  • ウルトラマン80(1980-1981) – 教師とウルトラマンの二重生活

【平成ウルトラシリーズから】

  • ウルトラマンダイナ(1997-1998) – ティガの続編世界、熱血主人公の成長物語
  • ウルトラマンコスモス(2001-2002) – 「戦わずに勝つ」優しさの物語
  • ウルトラマンマックス(2005-2006) – 昭和ウルトラへのオマージュ満載

【令和ウルトラシリーズから】

  • ウルトラマントリガー(2021) – ティガへのオマージュと新世代の物語
  • ウルトラマンデッカー(2022) – ダイナの精神を受け継ぐ熱血作品
  • ウルトラマンアーク(2024-2025) – 想像力を掲げたヒーローの物語

【劇場版・特別作品】

  • 大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説(2009) – ウルトラマンベリアルの衝撃
  • シン・ウルトラマン(2022) – 庵野秀明による初代の現代的再解釈
  • ウルトラマンティガ THE FINAL ODYSSEY(2000) – TV版の感動的完結編

2026年時点での視聴方法ガイド

PR|気になった作品の視聴先を探す

作品によって視聴できるサービスが異なります。まず観たい作品を決めて、配信内容を確認しましょう。

Huluで探す

『ウルトラマンZ』を候補にしている方へ。Hulu公式の作品ページを確認できます。

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『ウルトラマンブレーザー』など、気になった円谷作品の配信状況は、Amazon内の「TSUBURAYA IMAGINATION for Prime Video」で確認してください。

Prime会員特典とは別の追加チャンネル契約です。作品の配信状況、料金、無料体験の適用条件は、リンク先でご確認ください。

【初心者におすすめの視聴順】

  1. 近年の作品から入りたい人:ウルトラマンZ → ブレーザー → オーブ
  2. 平成の名作から:ティガ → メビウス → ガイア
  3. 原点を体験したい人:ウルトラマン(初代) → ウルトラセブン
  4. 重厚なドラマが好きな人:ネクサス → ガイア → ジード
  5. 最新映像技術を楽しむなら:シン・ウルトラマン → Z → ブレーザー

まとめ:ウルトラマンは「光」であり続ける

僕がウルトラマンの「光」を希望として読むのは、強い巨人だけで戦いが完結しないからです。リクの選択、孤門の成長、GUYSの友情、ティガへ集まる光。人間の側の勇気や絆が、巨人の物語につながるところを高く買っています。

その一方で、セブンは人間の正しさを問い、ネクサスは暗い展開へ踏み込みます。明るい希望だけに揃えない。その振れ幅も、この10本を並べて薦めたくなる理由です。

2026年はウルトラマンシリーズ60周年。順位からでも、怪獣の造形からでも、成長ドラマからでも入れます。初めてなら上の視聴順を手がかりにしてください。セブンを1位にした僕も、全員がセブンから観るべきだとは思いません。

ティガの最終回を、僕は「光は特別な誰かだけのものではない」という物語として読みます。その希望と、セブンの問いかけを同じシリーズの中で味わえる。そこに、長く続くウルトラの面白さがあります。

薦める1位はセブン。それでも、僕自身が一番好きなのは初代だ。マンのおおらかさに近づきたくなるし、セブンの完成度には「少しくらい隙を見せてくれ」と言いたくなる。この二つの好きは、一本の順位表では収まらない。

セブンに参り、マンに親しみ、別の作品では違う怪獣や人物に引っかかる。この10本のあとにも、語りたいことが残る。僕にとってウルトラマンは、最高の一本を決めたら終わるシリーズではない。

次に観る一本をさらに探すなら、特撮おすすめ50作品|僕が入口に薦めたい一本と、順位に収まらない偏愛やウルトラシリーズから、別の作品やシリーズにも進めます。

次に読むなら

参考資料

日本SFファングループ連合会議:2021年星雲賞/円谷プロ:ウルトラマンシリーズ60周年/バンダイナムコ:ブレーザー作品・SKaRD紹介/円谷プロ:セブン各話のあらすじ・スタッフ/田口清隆監督インタビュー:ブレーザーの言葉と文化/円谷プロ:ティガと平成三部作

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この記事のランキングで紹介した作品です。 1967年版・48話収録(第12話は未収録)
ウルトラマン特撮
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