ベリアルの息子だから、同じ道を行くのか。リクは、その出自を抱えて人を救うほうを選ぶ。僕はジードで、この親子の因縁を追いたい。父があのベリアルだからこそ、息子が何をするのかまで気になってしまう。
僕はこの作品を「血筋を超える物語」として読む。父の恐ろしさ、ゼロとの共闘、周囲の人々との関係を通じて、リクの選択を追いたい。ソリッドバーニングとアクロススマッシャーの戦い方の違い、ミニチュアの破壊描写も含めて語っていく。
ウルトラマンジードとは?どんな作品か
放送時期や基本データ
テレビシリーズは2017年7月8日から12月23日まで放送され、全25話。監督には坂本浩一ら、シリーズ構成には乙一が参加した。主題歌は「GEEDの証」。父との因縁を抱えたリクの成長が、シリーズを貫く軸になる。
主人公リクとウルトラマンジードの関係
リクは、ベリアルの遺伝子を受け継ぐ青年で、ジードライザーとウルトラカプセルを使って変身する。だが、その出自と、人々を救いたいという願いは別の話だ。父が何者かを知った後も、リクが何をするかはリクの選択である。僕には、そこがこの物語の大事な点に思える。
ベリアルとの因縁と物語のテーマ
ベリアルは、ゼロをはじめとするウルトラ戦士たちの敵だ。その父との因縁を抱えながら、自分の道を切り拓こうとするリク。僕は、その決意に胸を打たれる。強い血を受け継いだから強い、という話だけでは終わらないからだ。
シリーズでの位置付け
ゼロとベリアルの対立を知っていれば、親子の因縁にはさらに背景が加わる。ただ、まず追いたいのはリク自身の物語だ。過去の関係を調べる楽しみと、目の前の主人公を追う楽しみを、両方持てる作品だと思う。
話題になった主題歌やキャスト
「GEEDの証」を歌うのは朝倉リク with ボイジャー。僕には、力強さと切なさのあるメロディが、リクの戦いと重なる。リクを演じるのは濱田龍臣。歌も含めて、主人公の決意を受け取る入口になる。
ウルトラマンジードの魅力を徹底解説
親子の因縁を描いたストーリーの深み
父ベリアルとの因縁が、僕にとって最大の見どころだ。ただし、ベリアルの血を引くことと、リク本人が悪であることを同一視したくはない。第17話ではベリアルの働きかけにリクの心が揺れる。だからこそ、どう生きるかを選び直すリクの葛藤と決断に重みがある。「血筋を超える」とは、自分の道を自分で選ぶことだと僕は読む。
ジードの多彩な形態とバトル
硬い身体で近接戦闘を得意とするソリッドバーニングと、身軽で速く動くアクロススマッシャー。同じジードでも戦闘スタイルが違う。僕がワクワクするのは、形態が増えることだけでなく、戦い方も変わる点だ。色や名前に加えて、身体の使い方を見比べたい。
ベリアルの存在感とカリスマ
ベリアルは恐ろしい。それでも、その狂気と力、佇まいには魅力がある。僕はこの悪役の存在感を、単に倒すべき敵という説明で片付けたくない。しかもリクにとっては父だ。敵としての恐ろしさが、主人公の出自にまで食い込んでくる。
ゼロとの共闘と成長譚
ゼロは伊賀栗レイトと一体化し、ジードの戦いを支える。共闘で僕が見たいのは、戦力が増えることだけではない。リクにも、妻と娘のいるレイトにも、それぞれ守りたいものがある。その違いを持つ人物が同じ戦いに関わることで、成長の物語に幅が生まれる。
人間ドラマとしての面白さ
モア、レイト、伏井出ケイ。リクの周りには、同じ出来事へ違う立場で関わる人がいる。父の血だけを説明しても、リクの今の関係は分からない。僕は、その周囲まで追うのが面白い。
初心者にウルトラマンジードをおすすめする理由
平成から令和をつなぐウルトラマン
ジードから他の作品へ広げていくこともできる。ただ、平成の集大成という大きな言葉だけで薦めるより、僕はリクの物語を入口にしたい。自分の出自を知った青年が、それでも人を救う道を選ぶ。この軸から入ると、過去作との繋がりも人物の事情として追いやすい。
他シリーズ未視聴でも楽しめる工夫
ゼロやベリアルには過去の物語があるが、ジードではリクの視点から関係を追っていける。最初から関連作品を全部揃える必要はない。まずはリクが何を知り、どう動くかを見る。気になる因縁が出てきたら、そこから過去作へ戻る見方を薦めたい。
怪獣ファンも納得の特撮シーン
怪獣との戦いはダイナミックだ。僕は、ビル街の破壊描写とミニチュアの使い方もいいと思う。人物の葛藤を追うだけでなく、巨大な身体が街の中で戦う映像も楽しみたい。ここも、ジードを薦める理由になる。
ジードから広がる関連作品
テレビシリーズから続けるなら、劇場版『ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』へ。松竹の公式紹介でも、ジードにオーブやゼロたちが合流する物語が案内されている。関連作品へ進む際も、誰とどんな関係があるのかを軸にすると、単なる作品名の一覧にならずに楽しめる。
配信やDVDで手軽に視聴可能
『ウルトラマンジード』の配信状況は、Amazon内の「TSUBURAYA IMAGINATION for Prime Video」でご確認ください。Prime会員特典とは別の追加チャンネル契約で、作品や視聴条件は変わる場合があります。Blu-rayなどの映像ソフトで見る方法もあります。
ウルトラマンジードをさらに楽しむために
劇場版やスピンオフも必見
テレビシリーズを見終えたら、2018年3月10日公開の『劇場版 ウルトラマンジード つなぐぜ! 願い!!』へ進みたい。ギルバリスに対し、ジードにオーブやゼロたちが合流する。自分の使命に気負うリクを、共闘の中で追う物語だ。
他のウルトラ作品との繋がり
ゼロやオーブの物語へ進むと、ジードと一緒に戦う人物の背景も広がる。僕は、繋がりをただ覚えるより、共闘する相手が何を経験してきたかを知る入口にしたい。
怪獣や宇宙人の系譜を知る
怪獣の系譜を追うなら、第20話「午前10時の怪鳥」に登場するギエロン星獣も入口になる。同じ個体が毎日現れるという問題を、リクたちがどう解くか。名前の懐かしさだけでなく、この作品でどんな役割を与えられたかを見たい。
ベリアルを深堀りする楽しみ
ベリアルとゼロの因縁を知るには、ベリアルが初登場する『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』が入口になります。その後の『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』も、二人の対立を描いた関連作品です。
ファンイベント・グッズ情報
ジードの変身アイテムやソフビなどのグッズも展開されています。出演ヒーローや開催内容はイベントごとに異なるため、参加する際は円谷プロの公式イベント情報で日程と出演者を確認しましょう。
まとめ|ウルトラマンジードで味わう“血筋を超える物語”
リクの決意が胸を打つ
親が何者であろうと、自分は自分。僕がリクの姿から受け取りたいのは、ここだ。出自を知った後も、自分で選んだ道を行く。血筋が選択を難しくする物語だからこそ、その決意が胸に迫る。
ウルトラシリーズ新時代の旗手
僕には、ジードの面白さは「新時代の旗手」という肩書きよりも、リクの選択にある。ゼロたちとの繋がりを楽しみながら、それでも主人公の人生は主人公自身が決める。その読み方で、この作品を薦めたい。
今こそ見返してほしい作品
父の因縁は重い。でもリクは一人きりで生きているわけではない。仲間に会い、助けられ、自分の道を選ぶ。ベリアルの息子として見始めても、最後にはリク本人が気になる。僕にとってジードは、そこがいい。
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参考資料
円谷プロ:ジード放送開始発表/テレビ東京:登場人物・ヒーロー/テレビ東京:最終話・主題歌情報
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