
こんにちは、
シン・たくちゃんブログ
総監督のたくちゃんです。
さぁて、
今回の1分間では――
ついに
総理大臣・大河内が
現場に登場!
首相官邸の5階、
総理執務室にて、
東京湾の異変をめぐるレクチャー
(通称:総理レク)が始まります。
事件の全容はまだ霧の中。
それでも政治は動き出す――
本作らしい緊迫感と
専門用語の応酬に満ちた1分間です!
今回の見どころまとめ
- 大河内総理(演:大杉漣)、官邸に到着
- 首相補佐官・赤坂(演:竹野内豊)が正式登場
- レク(=官僚によるブリーフィング)開始!
- 「原子力潜水艦では?」という問いを防衛大臣が否定
- 「熱水噴出孔説」が急浮上
なぜこのシーンが重要なのか?
このシーンは、
日本の政治機構が初めて
“未知の脅威”に向き合う出発点です。
総理や官房長官、
防衛大臣、
文科大臣らが一堂に会し、
官僚からの説明を受けながら
状況を分析していきます。
各人物が
「自分の立場から何を重視するか」
が会話に表れており、
その対比が実にスリリング。
“リアリズムの政治ドラマ”
としての本作の本領発揮といえます。
セリフと動きから読み解く
大河内総理、
ついに登場。
官邸5階の廊下をSPに囲まれて進む演出は、
矢口&志村の歩きと
同じアングルで重ねられています(演出の妙!)。
総理はすぐに
「総理レク」を開始。
赤坂補佐官が2次災害の危険を説明し、
急ぎ日程を変更させます。
総理レクとは?
総理大臣が官僚たちから
直接レクチャー
(説明)を受ける場のこと。
政策判断のために必要な最新情報を、
専門家から聞く「公式ブリーフィング」です。
レクの登場人物と主張まとめ:
- 東官房長官(柄本明):「水蒸気爆発の原因を各省庁から挙げさせる」主導役
- 関口文科相(手塚とおる):「国籍不明の原潜事故では?」と疑問を投げかける
- 花森防衛相(余貴美子):「東京湾は浅くて原潜は来れない」と一蹴
- 柳原国交相(矢島健一):「海底火山の噴火では?」と仮説提示
- 沖気象庁次長(野口雅弘):「成分はほぼ水蒸気。火山説は否定」慎重な姿勢
- 矢口副長官(長谷川博己):「トンネル直上で新たな噴出口ができるのは不自然」
- 金井防災担当大臣(中村育二):「それだ!」「想定外!」と振れ幅MAXの軽率発言…
まさに
「各省庁の思惑と知識が交錯する情報戦」!
なぜ東京湾に原子力潜水艦は来られない?
理由はシンプル。
東京湾は水深が浅いため、
原子力潜水艦が作戦行動
できる環境ではないのです。
一般に、
原潜は広くて深い外洋での活動を前提に設計されています。
浅海では行動が制限され、ステルス性も落ちるため、
東京湾内に入ってくる可能性は極めて低いのです。
次回の注目ポイント
矢口と赤坂の
理想と現実の衝突が本格的に始まります!
赤坂のリアリストぶりが
光る1分間にご期待ください。
今回のまとめ
第5回は、「日本政府の初動」
が垣間見える貴重な1分。
専門家の知見と政治的な思惑がぶつかりあい、
総理レクが始まる…
この映画が“会議劇”
と称される理由が、
まさにここにあります。
次回も、
皆さんと一緒に観察していきましょう!

お相手はシン・たくちゃんブログ
総監督のたくちゃんでした。
またね!!!
参考文献(掲載用リンク)
- 東京湾アクアライン工事実績(大林組)
- Wikipedia「潜水艦」
- Wikipedia「熱水噴出孔」
- シン・ゴジラ機密研究読本(富士見書房)
- シン・ゴジラ事態対処研究(ホビージャパンMOOK 789)
- ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ(カラー)
次回の記事はこちらから↓↓↓
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