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✅ そもそも「平成仮面ライダー」とは?
「平成ライダー」とは、2000年の『仮面ライダークウガ』から2018年の『仮面ライダージオウ』までの20シリーズを指します。 昭和ライダーが持っていた「勧善懲悪」「正義VS悪」のシンプルな構図とは違い、 平成ライダーはもっと人間臭く、ドラマチックで、多層的。 ヒーローとは何か、悪とは何か、人間とは何かをしつこいほどに問い続けてきました。
だからこそ、大人になった今観ると深く刺さる。 それが平成ライダー最大の魅力です。
🔥 平成ライダー初心者に本気で薦めたい5選
ここからはもう迷わなくていいです。 この5本の中から、あなたの直感で選んでみてください。 どれを選んでも必ず、心に爪痕を残してくれます。
① 仮面ライダークウガ(2000年)
平成ライダーの始まりにして完成形。 警察と連携しながら「未確認生命体」と戦うクウガは、リアルな恐怖と隣り合わせ。 「もし現代に怪人が現れたら?」という緊張感が全編に漂います。
オダギリジョー演じる五代雄介は、ただの正義の味方ではありません。 「人を笑顔にするために戦う」というあまりにもシンプルで、それゆえに切実なヒーロー。
この作品がなければ、平成ライダーは始まらなかった。 それくらい重要な一本です。
② 仮面ライダー電王(2007年)
電王は良い意味で「なんでもアリ」。 時間旅行、憑依、ドタバタコメディ、家族愛、そして少し切ない別れまで全部詰め込んだ作品です。
主人公・良太郎(佐藤健)は超が付くほど気弱。 でもイマジンたちとの掛け合いが本当に面白く、すぐに夢中になります。
電王をきっかけにライダーファンになった人は数知れず。 「笑って泣ける仮面ライダー」が観たいならこれ一択。 劇場版も名作揃いで、長く楽しめます。
③ 仮面ライダーW(2009年)
「二人で一人の仮面ライダー」というコンセプトだけで心を掴まれませんか? 探偵の翔太郎と頭脳派フィリップが二人で一人の仮面ライダーWになり、 風都という街の怪事件を解決していくバディものです。
ハードボイルド×ノワール×特撮×友情という奇跡の調合。 オープニング曲「W-B-X」も作品世界を完璧に表しています。
さらにスピンオフ漫画『風都探偵』も大人気。 今なお続いている物語とも言えるでしょう。
④ 仮面ライダー鎧武(2013年)
戦国×フルーツ×バトルロワイヤル。 この組み合わせだけ聞くと「なんだそれ?」となりますが、 これが想像以上に面白い。
鎧武は多人数ライダーが登場し、思惑が絡み合う群像劇。 序盤は明るくポップなのに、進むごとにどんどんシリアスに。
脚本はあの虚淵玄(『まどマギ』)。 「誰が敵で、誰が味方なのか」「この世界はどこへ向かうのか」 見終わったあとに色々考えさせられる、平成らしさ全開の一作です。
⑤ 仮面ライダージオウ(2018年)
平成ライダー20作品の集大成。
ジオウの魅力は、平成ライダーの歴史を1年で総ざらいできること。 過去のライダーの力を継承しながら自分の物語を紡ぐソウゴの姿に、 長年観てきたファンは思わず涙ぐみます。
ウォッチ型変身や過去ライダーとの共闘は、まさに平成最後のお祭り。 「平成ライダーをまとめて感じたい」なら迷わずこれ。
✍️ どれから観るべき?迷ったらこれ
あなたが求めるもの | 観るべき作品 |
---|---|
とにかく楽しみたい | 電王 |
世界観と完成度で選ぶ | W |
物語の厚みを堪能したい | 鎧武 |
平成全体を俯瞰したい | ジオウ |
リアリティと緊張感 | クウガ |
どの作品にも必ず「あなた自身の心に触れる何か」があります。 仮面ライダーは単なるヒーローショーではありません。 「誰かの正義は、誰かの悪かもしれない」。 平成ライダーはそれを何度も突きつけてくるのです。
✅ まとめ:今こそ平成ライダーに触れよう
仮面ライダーに「遅すぎる入門」なんてありません。 むしろ大人になった今だからこそ響く台詞や葛藤が、平成ライダーにはたくさん詰まっています。
少しでも気になったら、この5本の中からピンときたものを観てみてください。 きっと次は、あなた自身が「変身」する番です。
それでは、また“次の変身”でお会いしましょう。
――たくちゃんでした。
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