
こんばんは、
シン・たくちゃんブログの総監督
たくちゃんです。
さぁて!第4分目に突入です!
今回の主役は
「民間人のリアクション」。
非日常に直面した私たち
“観客”と同じ視点の人々が描かれます。
災害が現実に起きたとき、
人はどう動くのか?
そのリアルを描いた1分間です。
結論:スマホ越しのリアルに浮かび上がる「対岸の火事」感
この1分間は、
異変の発生に対して
“あまりにリアル”な民間人の
反応を描いています。
危機感のなさ、
興味本位、
野次馬根性――
それらがスマホの画面を通して
克明に描写されることで、
現代社会の姿が鋭く浮かび上がります。
理由:庵野監督が切り取るのは、
「リアルに反応する人間の愚かさ」
東京湾で発生した異常事態。
消防庁、
海上保安庁、
国交省の連絡がアナウンスされ、
官邸職員たちが慌ただしく動く一方――
現場では「自撮り」
「スマホ撮影」
「ニコ生配信」など、
あまりに日常的なリアクションが
展開されていきます。
滑り台感覚で
避難スロープを使うカップル。
はしゃいでいた彼女の表情が、衝撃音で一瞬にして凍りつく――この演出が絶妙。
演じるのは、かつて神7と呼ばれた前田敦子。
後姿を含めて出演時間わずか数秒という破格の扱い!!!
具体例:スマホ画面に映る“災害のエンタメ化”が生々しい!
- 電光掲示板に「進入禁止」の警告
- トンネル内の非常電話で連絡する消防隊員
- 東京湾アクアラインで車を降りて避難する人々
- 海ほたるPAには「避難勧告」も(※2021年以降は「避難指示」に統一)
そして映像の最後には、
水蒸気の中にうっすらと
ゴジラ第1形態の姿が現れます。
それをスマホで観る矢口――
「ネット経由の目撃情報」が、
官邸の意思決定に影響を与える演出は、
現代的な情報伝達の構造そのものです。
まとめ:情報は“生”でやってくる。現場と国家が交差する瞬間
災害は突然やってくる。
その時、人は何を見るのか?
どう動くのか?
庵野監督が描いたのは、
SFでも怪獣でもない、
「私たち」の姿でした。
「対岸の火事」が、
いつ「目の前の火事」になるのか?
その“境界線”に立たされる緊張感が、
ここにはあります。
次回はいよいよ、
官邸側の対応に焦点が移ります。
引き続き、シ
ン・ゴジラの世界を1分ずつ
解剖してまいりましょう!

お相手はシン・たくちゃんブログ
総監督のたくちゃんでした。
またね!!
■補足|現実の避難情報の制度変更について
令和3年5月から、
避難勧告は廃止され「避難指示」に一本化されました。
現在は「避難指示」=必ず避難という
運用になっています。
(出典:防災情報のページ – 内閣府)
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