ゴジラ-1.0 レビュー ネタバレ御免

ゴジラ-1.0

シン・ゴジラから7年ぶりの和製実写ゴジラ。

奇跡のような完成度を誇り、怪獣映画を他のジャンルの作品と肩を並べるレベルに押し上げたシン・ゴジラに続く作品。

監督は三丁目の夕日シリーズでお馴染みの山崎貴監督。続・三丁目の冒頭のゴジラのシーンを延々と観ていたいと思っていた僕にとって本作は願ったり叶ったりでした。

しかし、シン・ゴジラ信者の僕は

たくちゃん
たくちゃん

ある程度、面白ければ良いや。シン・ゴジラがあるもん。

と思っていました。

ところがどっこい!!蓋を開けてみたらシンに充分対抗できる力を持った傑作でした。

徹底的にシン・ゴジラの逆張りした内容

目を見張ったのはシン・ゴジラを意識して徹底的に逆を行った点。

官僚を中心に描いたシンに対してマイナスは民間人を描き、

人間ドラマを排除したシンに対してマイナスはドラマが中心

シンが陸戦を繰り広げればマイナスは海戦を展開し、

夜に東京を襲ったシン・ゴジラに対してマイナスゴジラは昼の東京を蹂躙した。

「この国はまだまだやれる」と希望をシンが示せば、マイナスは「この国は変われない」と憂いを表す。

不満点

「ゴジラ-1.0」の不満点。それは

たくちゃん
たくちゃん

ゴジラがあっさり出てきすぎ!!!

という点です。

物語開始5分でゴジラが現れ、目撃した大戸島の整備兵が

整備兵
整備兵

こいつはゴジラってやつじゃないのか!?

と発言します。

たくちゃん
たくちゃん

あっさり出すぎだろ!!ちょっとそこへ座れ!!!

多くの作品は最初の「ゴジラ」を踏まえた世界です。ゴジラの存在が認知されいる世界なんのです。なので出現したゴジラを目撃した人が

わぁぁあ!!ゴジラだぁぁ!!

と、驚くリアクションします。いわゆるお約束です。

ゴジラシリーズの中で映画世界に初めてゴジラが出現する作品は3作品。第一作「ゴジラ」「シン・ゴジラ」そして「ゴジラ-1.0」です。

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