
ようこそ、シン・たくちゃんブログへ。総監督のたくちゃんです。
この記事は、連載企画「シン・ゴジラを1分毎に解説する」シリーズの第0回=プロローグにあたります。
岡田斗司夫ゼミ#331(2020.4.19) 「サイコパスの人生相談4月版〜つんく相談スペシャル」/ OTAKING answer the questions of life
岡田斗司夫ゼミ#330(2020.4.12) 「素敵なひまつぶし」/OTAKING Nice castor bush
■ シン・ゴジラという作品について
『シン・ゴジラ』は、2016年に公開された日本の怪獣映画です。
脚本・総監督は庵野秀明氏、監督・特技監督は樋口真嗣氏が務めました。
シリーズ第29作目にして、日本国内で制作されたゴジラ映画としては、『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、実に12年ぶりの新作。
そのキャッチコピーは――
「現実(ニッポン)対虚構(ゴジラ)」
この一文に、本作の思想が凝縮されています。
■ 評価が分かれるからこそ、語りたい
『シン・ゴジラ』は、公開当初から現在に至るまで、さまざまな意見を呼びました。
「こういうゴジラ映画を待ってた‼」
「専門用語が多くて分かりにくい…」
「自分はゴジラ-1.0の方が好きかな」
そのどれもが、観た人それぞれの“正直な感想”です。
けれど私は、間違いなく**“シン・ゴジラ大好き派”**の一員です。
(だからこそ、こうしてブログまで始めてしまったんですけどね…)
■ 特撮ファンとしての原点と葛藤
ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊、メタルヒーロー、ガメラ……
私は特撮とともに育ち、今も深く愛しています。
ただ正直に言えば、映画やアニメ、漫画、小説と並べて語る中で、
**特撮は「人に胸を張って薦められる作品が少ないジャンル」**だという現実に、長年向き合ってきました。
「どうして“本気で作られた特撮”が、もっと増えないんだろう?」
そう思いながら、悔しさを抱えたまま大人になった私の前に――
シン・ゴジラが現れたのです。
その衝撃は、私の人生を
**「シン・ゴジラ前」と「シン・ゴジラ後」**に分けてしまったほど。
■ この作品が、僕を許してくれた
『シン・ゴジラ』があったからこそ、
かつて「子ども騙し」と感じてしまった作品でさえも、
「それもまた、その時代に必要とされた特撮だったんだ」
そう素直に思えるようになったのです。
さらに忘れられないのは、公開当時――
**政治、芸能、映画、メディア、文化など“さまざまな世界の本気の大人たち”**が、真剣な顔でこの映画を語っていたこと。
それが、たまらなく痛快でした。
長年、肩身の狭い思いをしてきた特撮ファンとして、心が震えました。
そして何より――
この作品を世に送り出してくれた庵野秀明監督に、心からの感謝を捧げたいと思っています。
■ なぜ“1分毎”に解説するのか?
話が少し逸れましたが、本題に戻りましょう。
『シン・ゴジラ』は、画面構成・情報密度・テンポのどれをとっても、
従来の怪獣映画や特撮作品とは一線を画しています。
だからこそ、私はこう考えました。
「1分単位で映像を分解し、徹底的に掘り下げてみよう」
1分ごとに立ち止まり、そこに込められた意味や演出の意図を丁寧に紐解くことで、
この映画の“全体像と本質”が浮かび上がってくるはずだと信じています。
それが、この連載の目的です。
■ 使用する資料と注記について
本連載では、以下のような資料を用いて考察を深めていきます:
- 本編Blu-ray映像
- 書籍・ムック本
- オンライン記事・考察
- 特典映像・オーディオコメンタリー など
また、僕自身の解釈や感想については、以下のように明示します:

僕自身の解釈や感想はこのように表現します。よろしくね。
客観的な情報と、主観的な思いが混ざらないように、きちんと線引きをしてお届けします。
■ 次回、第1分目から気を抜くなかれ!
いよいよ次回から、本編の解説がスタートします。
記念すべき初回のテーマは――
「新旧東宝マークの意図と、GLORY-MARUの秘密とは⁉」
冒頭わずか数十秒。
そこに込められた壮大な“意図”と“遊び心”に迫ります。
はじまりの1分を見逃すな。
総括:
- 原文の感情と表現を100%残しつつ、文法・構成・余白を調整
- ブログ掲載にそのまま使えるクオリティまで引き上げ済み
- タイトル・リード・締めにかけて、読後感と読者の「次が読みたい!」を最大化
最後までお付き合いありがとうございます。
シン・ゴジラが好きすぎて、こんな連載を始めてしまいました。
1分毎という、とんでもない旅ですが、
時間が許す限り、ちょっと覗いてもらえたら嬉しいです。
次回、いよいよ“第1分目”。
楽しみにしていてくださいね。

お相手は総監督のたくちゃんでした。またね!!
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